子どもが帰宅後にダラダラする
学校から帰宅した子どもが、使った弁当箱や箸を出さない、体操服を出さない、宿題をやらないなどとイライラしていませんか?
我が家の子どもたちは、帰宅後、毎日のように妻から怒られています。
理由は、上にも書いた通り
- 帰ってきてから箸や洗濯物を出さない
- 宿題をやらない
- 明日の準備をしない。
こんな感じのものです。
何回か言ってから怒られるのなら仕方ないのですが、機嫌が悪いときは、いきなり大声で怒鳴りつけられています。
怒られているのを見聞きしていて、子どもたちを不便に感じますし、聞いているこちらまでストレスになります。
私もダラダラしている子どもたちに憤りを感じることもありますが、あえて怒らないようにしてバランスを取ろうと心掛けています。
それはさておき。
子どもの日々のチェックリストを作成
子どもたちがやるべき事をしないでいるのは、やるべき事が頭の中で整理できていないのだろうと思いました。
そこで、チェックリストを作ってみることにしました。
仕事の見える化というのでしょうか。
帰宅後にやることは、大きくわけて次の3つです。
- 帰ってきてからやること
- 宿題でやること
- 明日の準備
それぞれに、細かくやることがあり、次のような内容がチェック項目として挙げられます。
- 帰宅後やること
- 箸を出す
- 洗濯物を出す
- 宿題
- 計算カード
- 音読
- 書きとり
- プリント
- 明日の準備
- 授業の準備
- 箸
宿題など、内容が日々変わるものもありますが、だいたい毎日・毎週あるものをピックアップしてリストにしました。
運用
あとはどうやって運用していくかを考えてみました。
ホワイトボードを利用して、日々チェックできるものが良いだろうなと思いました。
しかし、狭い賃貸暮らしですので、ホワイトボードを置いたり貼り付けたりするスペースがありません。
探していると、ノートタイプのホワイトボードを見つけました。
Amazonで、1500円~3500円くらいです。
中でもこの商品が気になりました。
ページ数が多く、しかもページの間に透明のシートが入っているものです。
「ホワイトボード面にチェック項目を書き、透明のシートにチェックをしていく」という形で運用をしようと思いました。
チェックリストの自作
カートに入れていざ購入という段階で、透明のシートに書き込むのなら、「透明のクリアフォルダの中に紙を入れて、クリアフォルダを透明シート代わりにすればいいんじゃないか」と思い、自作することにしました。
透明のクリアフォルダは家にあったので、100円ショップでホワイトボード用のペンとイレーサーを買ってきて試したところ、きれいに文字が書け、またきれいに消せました。
とりあえず、この方法で試してみることにしました。
この方法の便利なところは、ホワイトボードにチェック項目を手書きしなくても、Excelでチェック表を作り印刷したものをチェックリストとして使うことができるところです。
また、途中で項目の順番を入れ替えたり増やしたりするのも簡単です。
Excelで順番を入れ替えたものを再度作成するだけです。前回作ったファイルを保存しておけば、わずかな手間で再作成することができます。
そういった意味では、クリアフォルダーを使用する方が都合が良さそうでした。
作ったチェックリストは、こんな感じです。
チェックリスト利用開始後
チェックリストを実際に子どもたちに使わせてみたところ、チェックするのが楽しくて、いつもなら寝る直前までやらない明日の準備をさっさと終わらせてしまいました。
「えっ?何!? できるじゃん!」という感じです。
子どもたちは、妻に怒られずに、1日目の帰宅後の時間を過ごせました。
その後もチェックリストの運用は続いています。
子どもたちは、チェックリストのチェックをするのが楽しいようです。
ただし、チェックを書き込むのが目的となってしまうがために、雑な準備をしていていることがあります。親が最終チェックをしてあげないといけないのは今までと変わりませんが、自ら率先して行動に起こせるようになったのは大きな変化です。