我が家の常備薬 頼れる漢方薬たち
我が家では、日常的によく使う薬として漢方薬を常備しています。
「漢方は効かない」と言う方もいますが、それは使い方やタイミング、体質との相性などが影響しているのかもしれませんね。私は専門家ではないので詳しいことは言えませんが、我が家の場合は皆相性が良いようで、とても助けられています。
現在、常備している漢方薬は以下の5つです:
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葛根湯(かっこんとう)
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麻黄湯(まおうとう)
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桔梗石膏(ききょうせっこう)
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麦門冬湯(ばくもんどうとう)
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小柴胡湯(しょうさいことう)
実は、小柴胡湯はつい最近、麦門冬湯もここ半年くらいで常備薬リストに加わったばかりなので、「常備薬」と呼ぶには少し早いかもしれません。
症状に合わせて使い分け
風邪をひいたときにほぼ毎回使うのが「葛根湯」。
喉が腫れて痛いときには、「桔梗石膏」を迷わず使います。
この2つは、もう10年以上使っていて欠かせない存在です。最初に創りだしてくれた方には、本当に感謝しかありません。
漢方に興味を持ったきっかけ
そもそも漢方薬を取り入れるようになったのは、副鼻腔炎の繰り返しがきっかけでした。
耳鼻科に行くと、抗生剤や膿を出す薬を処方してくれるのですが、ある時期から発症の頻度が増え、2〜3か月に1度は通院するようになってしまったのです。
そのうちに、薬の効きが弱くなってきたように感じたり、通院にかかる時間がもったいないと感じたりして、「できるだけ病院や薬に頼らず、体調を整えたい」と思うようになりました。
当初は市販の漢方薬「チクナイン」という薬を試していたように記憶しています。
チクナインは副鼻腔炎の薬です。
その後の細かい経緯はあまり覚えていませんが、いくつかの漢方薬を試しながら、最終的に葛根湯と桔梗石膏を常備するようになったという流れです。
おかげで、以前は年に何度も通っていた耳鼻科にも、今では2年に1度くらいしか行かなくなりました。
ただ…葛根湯をかなりの頻度で飲むので、「医療費が減ったか」と言われると、ちょっと微妙です(笑)
自分の体と向き合うきっかけに
それでも、漢方薬を通じて自分の体調に目を向けるきっかけになったことは、本当によかったと思っています。
もちろん、薬なので「おすすめです」と軽々しく言うことはできません。
でも、自分に合った方法を見つけていく中で、漢方薬が選択肢のひとつになることもある――
そんなふうに思っています。